早川友和建築設計事務所
TOMOKAZU HAYAKAWA ARCHITECTS

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●スマートホームのはなし その1 (only japanese)

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備忘録的にスマートホームについてまとめました。

・スマート家電のキープレーヤーIFTTT

家電ではありませんが間違いなくスマートホームの中心に君臨するIFTTT。
Linden Tibbets氏によって設立されたカリフォルニアの企業で、命名は「If This Then That」からIFTTT(イフト)です。家電本体でなく家電のクラウドサービスと他のサービスをつなげる仲人のようなサービスです。物理的な物体はありません。

Linden Tibbets氏いわく、 '私達の日常は、椅子の背もたれにジャケットをかけたり、手がいっぱいの時に腰でドアを開けたり、本来の意図以外のことを一日に何千回も考えず行う。このような創造的な動作を、自由度が低いデジタル世界の中でも出来ないかと考えたのが原点だ。' とインタビューで答えています。

確かに、例えば、gmailでもLINEでもそれぞれで機能を拡張するオプションはいろいろありますが、2つをつなげることに対しては各社閉鎖的です。シンプルなインターフェイスで、コンシューマーがプログラムが出来なくても簡単にデジタル世界を広げることが出来る連携サービスといえるでしょう。似たような連携サービスでZapier、myThings、Microsoft Flowとかあります。

IFTTTも以前はgmail, slackなどWeb上のApplets(サービス)が中心だったのですが、スマート家電との相性が良く、今や音声デバイス(GoogleHome, AmazonEchoなど)とスマート家電のAppletsが中心になっています。音声デバイスから一旦IFTTTを経由してWifi接続の家電をコントロール、赤外線家電はさらにNatureRemo等経由してコントロール、BluetoothはNode.jsからコントロール。インプットとアウトプットをIFTTTを中心に計画することで、すべてを一元管理が出来るようになります。IFTTTのもつクラウドにすべて身を預けた操作起点が完成します。そういう点では音声デバイスのような入力端末よりも、優位な位置に立つサービスであり、間違いなくスマートホームの主権を握る企業といえるでしょう。

ここ最近、オープンネットワークに対応させていないスマート家電(スマートレベル0)は、本来の意味でのスマート家電ではなく、クローズドシステムに閉じ籠もったガラパゴス家電のように感じてしまいます。Samsung, LG, Philips など海外家電メーカーやクラウドファンディング系企業は積極的にオープン化、またはIFTTTにつなげることを前提に開発に取り組んでいます。BLEの商品でもHUBを持てばもれなく対応させてきます。

スマート家電が持つ純正アプリには、AmazonEchoのSkill、GoogleHomeアプリと接続出来るものがあります。(スマートレベル1)。音声端末との接続とは違い、IFTTTと接続出来る(スマートレベル2)はさらに細かな設定が出来る場合が多いです。

【スマートレベル0】
・家電を独自アプリで操作

【スマートレベル1】
・家電を音声デバイスで操作

【スマートレベル2】
・家電を音声デバイス入力以外でも操作
例えば、Instagramに自分がタグ付けされたら電気をつける。(必要性は謎です)


IFTTTを中心に私がスマートホーム化している一例は
・毎日、日没に自動でカーテンを締める 
Weather Undergroundを利用。日の出、日の入時間をIFTTTトリガーにし、SWITCHBOTを操作。

・GoogleHomeにプレステトルネと話かけ起動
PS4wakerを利用。音声デバイスからFIREBASEを経由してRASPBERRYPiを操作。

・ボタンを押してシーンコントロール(テレビ、エアコン起動)
Logitech POPを利用。物理ボタンから同時コマンドでIFTTT→NATURE REMOを操作。

スマート家電をIFTTTにすべて身を預けることになるので、セキュリティと相談しながら自身でレベル設定をする必要があります。

ここまで、飽く迄ユーザー視点の便利な使い方の話です。開発者の視点は持ち合わせていませんのであしからず。すべてつたない経験で書いておりますので、思い違いや間違いがあればご指摘ください。info@thykw.com

蛇足ですが、個人的には、この昔のロゴのほうが好きです。