早川友和建築設計事務所
TOMOKAZU HAYAKAWA ARCHITECTS

13-16 NANPEIDAICHO SHIBUYA-KU TOKYO JAPAN T/F +81-3-6416-9736 info@thykw.com
 
 

●KYOTO STATE GUEST HOUSE

100808_1.jpg

100808_2.jpg

100808_3.jpg

京都迎賓館の特別観覧に行ってきました。日建設計による和風平屋の迎賓館。2005年竣工。国賓をもてなす間が池を中心に雁行しながら並ぶ。

建物の性質上、大半の部屋が土足利用で、部屋の気積も天井高も大きい。こういうサイズの和風はとても危険だと思う。特に内装は、和風を感じさせるスケール感からズレて、嘘っぽいと感じる和風に陥りやすい。
通常、このような繊細なマテリアルが通用しない和風は、粗めのマテリアルを用いて面的に抽象化した内装が模範解答であると思われる。
そこは日建設計。グッと我慢して、真壁の正統表現で勝負したのは勇気がいったに違いない。

一点気になったのが、ゲート→エントランスの石畳。演出がまったくなく、無味乾燥の駐車場とスロープにしか見えなくて、これでほんとにいいのかと思った。

●AKASAKA PALACE

100805_1.jpg

100805_2.jpg

100805_3.jpg

赤坂迎賓館の特別観覧に行ってきました。
片山東熊によって1909年に建設された旧東宮御所は、明治以降初の国宝。すべての部屋が繊細で華美に仕上がっていました。特に美しく感じたのは花鳥の間。壁面の日本的なシオジ材(タモ)とアンリー二世式装飾が相まって重厚で濃密な晩餐会の場になってます。(残念ながら内観は撮影禁止です。)
バロック式のこの建築は外観こそ、こじんまりとしているものの、内装は日本人特有の極め細やかで丁寧な仕事がされています。日本ではインチキな装飾しか見なかったので、日本にもこういう本物もあるものかと目からウロコが落ちる思いです。

国宝の特別観覧のためかスタッフが異様にいました。
入口はあちらです。と言うだけのスタッフが沢山いて、人間の無駄使いは、中国のレストランなみでした。